フェイスマガジン
FACE MAGAZINE
自分でできる!建具の調整 ~折れ戸・両開き戸編~
2021.07.19
こんにちは。森住建 工務事業部の片桐です。
皆さん、普段おうちで過ごしていて、ちょっとした建具の不具合が生じることはありませんか?
戸を閉めるとき、『戸が擦れている…?』『あれ?うまく閉まらない…?』
そんなちょっとした不具合、実は自分でも簡単に直すことができるのです。
自分でできるおうちのメンテナンス方法として、建具の調整方法をお伝えしたいと思います。
(弊社がよく使用している建材の一つである、某メーカー『L』さんの建具の調整方法についてご紹介します。)
今回は、前回に引き続き『折れ戸』『両開き戸』編として、それぞれの建具に生じる不具合について内容を分けながら、調整方法をお伝えしていきます。
今回もドライバーを使用して調整していきます。
準備が出来たら、早速不具合がある箇所を調整してみましょう!
〇クローゼット折れ戸の扉に段差があったり、枠や床に当たる
まずは、クローゼットドアのタイプをご確認ください。
フリータイプ・ピボットタイプ、2種類あります。
【フリータイプの場合】
1. 本体の取付け後、上下の目地が合っていない場合、左右の吊車の上下調整ねじをドライバーで回し調整してください。(上下調整量±3mm)
2. 右に回すと、本体は上がります。
3. 左に回すと、本体は下がります
【ピボットタイプの場合】
1. 扉の取付け後、上下の目地が合っていない場合、下部ピボットの上下調整ボルトを回して調整します。
上下調整量 薄下枠:±2mm 埋込下枠:±3mm(図-1)
2. 詳しくは、お使いの商品の取扱説明書をご確認ください。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
※ピボット・フリー兼用タイプの場合は、フリータイプの時と同じ手順になります。
〇両開き戸の建具が開閉時に擦れる
丁番の調整を行います。
■左右調整
①のねじを右にまわすと丁番側に移動し、左に回すと丁番と反対側に移動します。
■前後調整
前後の傾きは②のねじで調整できます。
■上下調整
上下に扉が片寄っている場合は③のねじをゆるめて座金の位置を調整します。
(上下二ヶ所の丁番を調節してください。)
◎扉にガタツキが発生した場合は…?
②③のネジを右側に回して硬く締付けます。
※調整後の確認
扉調整後は、全ての丁番の②と③のねじが締付けられていることを確認してください。
でないと、建具ががたついたままになります。
普段過ごしていて生じる不具合の内容は、だいたい上記の内容になるかと思います。
もし不具合が生じた際は、参考にしてみてください。
ただし、建具の製造されている年月が違うと調整方法が異なる場合もありますので、一度ご自宅の建具の調整部分がどんな風になっているか確認してからやってみてください。
以上、建具の調整方法『折れ戸』『両開き戸』編でした!
~森住建の家づくり~
→森住建の新築住宅について
→施工事例
→見学会・イベント情報
◎新築のご相談店舗
→岐阜市周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 岐阜本店】
→岐阜西濃地域周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 池田店】
→岐阜中濃地域周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 関店】
★森住建にお気軽にお問合せ下さい!