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ウッドショックの影響とそこから期待する技術革新
2021.07.01
こんにちは、森住建 岐阜本店の野島です。
これから家を建てようとお考えの方、『ウッドショック』という言葉を聞いたことはありますか。
今年の年明けごろから、よく耳にするようになりました。
「ショック」というぐらいですから、「都合の悪い」ことであることが容易に想像できます。
これは、アメリカを中心とした北米地域の旺盛な住宅需要により、住宅用木材が高騰していることを指します。
ただ木材の値段が高くなるだけではありません。
「相当」高くなり、しかも、一部では「買えない」状態になっています。
木材が買えない!
これは「ショック」です。
現在、住宅用の木材の主流は、「レッドウッド」と呼ばれる欧州アカマツです。
ヨーロッパ産のレッドウッドを中心とした良質の木材が足りません。
北米から始まった旺盛な需要は、中国へと広がり、そして今や供給不足は世界的な問題となっています。
初めてお会いするお客様との最初の会話。
この頃は、「ウッドショックの影響はどうですか?」で始まります。
「森住建は、今は大丈夫です」
「今は大丈夫ですが、来年以降は予想がつきません」
正直にお答えしています。
先日のある情報番組で、この話題は大々的に取り上げられていました。
大手分譲住宅会社の役員の方が、インタビューにて
「いつまでも続くことはない、徐々に収まっていく」と予想されていました。
日本で一番の建売住宅会社の役員が、骨太のニュース番組内でそう発言されています。
ひょっとすると、もうこの「ウッドショック」の終焉が見えているのかもしれませんね。
そうであることを期待しましょう。
最後に。
非常に不謹慎なのですが、こういったピンチの際には業界にイノベーションが起きます。
今や当たり前となった、住宅用の断熱材の「発砲ウレタン」、「吹付け断熱」などもそうでした。
東北の震災時、当時主流の断熱材であった「グラスウール」の製造工場が被災、入手困難となった時期がありました。
その代替として普及が進んだのが、今や主流の「発砲ウレタン」、「吹付け断熱」です。
今回のウッドショックは、私たちがまだ知らない素材や技術と出会う機会となるかもしれません。
私は、「良質な住宅」をご提供、ご案内できることを常に期待しています。
常にイノベーションを続ける森住建が、更なる「質の高い」住宅を提供する「きっかけ」となるかもしれません。
期待しましょう。
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