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共働き夫婦の理想の家計管理術!?
2020.09.16
人生100年時代と言われる昨今、当たり前になってきた共働き夫婦。
共働き夫婦は収入にゆとりが多い反面、貯蓄のコントロールが難しく、将来に向けて家計管理を見直す必要があります。
では、家計をどのように管理していけばよいのでしょう?
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーの岡崎充輝氏に、理想の家計管理術を伺いました。
今回は、貯蓄のゴールを「短期」「中期」「長期」に分けて貯蓄のゴールを共有化する方法について解説します。
ご夫婦で貯蓄の分担を計画することで、お互い共有化した目標に向かって貯蓄できるのです。
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短期の貯蓄
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「固定資産税」や「自動車税」「車検代」「家族旅行」などの支払いのための貯蓄
毎月は発生しないけれど、毎年か2年に一度発生する支払いのためにどう資金を準備するのかを計画しなければいけません。
この準備はある程度いくらかかるか予測することができるので、必要資金の合計を12ヶ月で割り、共通の通帳に毎月積立する方法が有効です。
日常の支出と同じように夫婦で使うお金は2人で準備するルールをつくりましょう。
予算と負担割合を決めるだけで楽しく使うことができ、その結果、それ以外のお金の自由度も高まります。
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中期の貯蓄
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自動車や家電製品の買い替えなど、「10年に一度程度必要な資金」への準備
家電については10年で100万円ほどを目標に準備しましょう。
自動車については、家庭ごとに希望車種が違うので、次に買い換えたい自動車の金額を想定して乗り換え時期までの期間を分割して準備していきます。共通の通帳で毎月貯めていくこともいいですが、半年に一度のボーナスから決めた金額を貯蓄に回していく方法も有効です。
お子さんの大学進学準備も中期のゴール目標になります。
オススメの方法は、お子さんの通帳を準備し、国から支給される児童手当を全額その通帳に振り込みます。
児童手当だけで14年間で198万円(第1子第2子ともに所得制限がない場合)確保できます。さらに満期300万円ほどの学資保険に加入すれば、500万円弱の進学資金を準備することができます。
お子さんが18歳までにこれだけの金額が準備できれば、とりあえず私立大学4年間分の入学金と授業料のほとんどを準備することができます。
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長期の貯蓄
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老後に向けての資金
例えば65~100歳の老後資金をゴールとします。夫婦の将来の年金月額が合計30万円で支出が33万円ならば、不足する3万円の35年分、計1260万円を65歳までにためる必要があります。退職金を考慮しながら、個人年金やiDeCo(個人型確定拠出年金)などを使ってお互いに準備をします。
ゴールの項目や予算は仮でかまいません。
正確さよりも、「2人の人生とお金」について話す機会を持つことが重要です。
そして、毎年年末に夫婦で計画した各ゴールの進捗状況について話し合う夫婦会議をすることをオススメします。
とはいえ、「夫婦でお金の話をすると、けんかになってしまう」という壁が立ちはだかるかもしれません。
今のままで問題ないと感じている方にとっては、「管理されたくない」「口出しされたくない」「貯蓄ができていないことを知られたくない」という思いから、「お金の話はしたくない」という防御態勢に陥ってしまうことが少なくありません。
聞く側は「これからの大きな買い物や老後資金に備えるため」というスタンスを貫きましょう。
「来年から残業代が減るから、少しこの金額が厳しくなる」など、お互いに抱えている現状を報告しながら、目標を修正していけばいいのです。
逆に、ゴール設定した金額以外の個人の貯蓄については、干渉しないでプライベートに任せる方法もありです。
お互いのルールとゴールを共有することが一番重要なのです。
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