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【第三回】住宅を建てる前に絶対知ってほしいこと〜住宅ローンの支払金額の決め方〜
2011.02.21
第3回目の今回は、「住宅ローンの支払金額の決め方」についてお話しいたします。
何を基準に住宅ローンを組むかというと、ズバリ“年返済比率”です。
ご存じない方が見えるのでその説明から入っていきましょう。
【年返済比率とは?】
サラリーマンの方なら年末に会社から貰える「源泉徴収票」、
商売をされてみえる方だったら「確定申告用紙」の
中の一番大きな金額のところ「支払金額」がいわゆる「年収合計」です。
この「合計年収」と比較して年間返済金額が 何%なのかというのが「年返済比率」です。
一般に年収500万円未満の方で30%、
500万円以上の方でも35%の0.1%でも超えたら「借り過ぎ」という事です。
逆にそれ以内であれば借りてもいい上限金額と理解して下さい。
しかし、年収500万円の方の30%というと150万円、
月々にすると125,000円!!!結構な金額ですよね!!
とてもそんな金額は払えないという方もいるのではないでしょうか?
つまり「貸してくれる金額と借りても良い金額は別」という事です。
この日本で4人家族が人並みの教育を子ども2人に受けさせて生活できる上限が30%というのです。
この返済が出来ない人は、住宅ローンを組む組まないは別として、家計に問題があると言われています。
そんな状態の家計で住宅ローンを組んだら家計は崩壊します。
そうならない為には年返済比率を出して支払っていける家計を目指しましょう。
「家計の健全化がまず最初の一歩」かもしれませんね。
次回は「家計のどこに問題があるのか」についてお送りいたします。