FACE MAGAZINE
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家相について
2017.12.08
今回は家相について一言
長い歴史の中で、家相って
隣国の中国から伝来してきたと言われています。
その中でも特に有名なのが
『鬼門』と言われるものでしょうか(^^)
中国の都に義賊が攻め入ってこないようにと
北東~南東に築いた城壁が
万里の長城とも言われています。
これが日本に伝わった時の日本の都は京。
日本の地図を思い出してください。
京を中心に北東から南西に連なっている島国が
日本ですよね。
その京を中心に北東から南西から攻めてくる、
つまり悪しきものがその方角からやってくる…
とまぁうまく日本にその中国の風習が
はまったんでしょう。
生活からの知恵もこの家相にはあります。
北東にお風呂を配置すれば、日当たりが悪く
湿度高いのでカビやすい、とか。
南西台所だと西日が強く食品が腐りやすい、とか。
なるほど納得な内容ではありますね。
しかし最近のユニットバスは抗菌仕様。
南西にキッチンもいまや冷蔵庫もあります。
この2点に関しては
さほど気にする必要もないでしょう。
しかしこの鬼門(北東)、裏鬼門(南西)の鬼門筋上に
トイレを設置してはいけないそうです。
そもそも悪しきものが来る方角。
くさい便所でも配置して、
攻撃でもしたい気分なのですが(笑)
どこでどうなったのか、神様の通り道ともいわれ、
その筋上にはトイレや浄化槽などを
配置したら凶なのです。
しかも鬼門上に魔除けとして
ナンテンを植えます(難を転ずるの意)。
いいものが通るのか悪いものが通るのか
この際どっちでもよいのですが、
最低限この鬼門にはトイレは
配置しないことも大切ですね。
家相とは昔の考え方、
今の家づくりの考え方にもよりますが
やはり家族が生活しやすい動線、
間取りが一番かと思います。