フェイスマガジン
FACE MAGAZINE
設計士による住宅照明計画~5つのポイント~
2025.02.27
こんにちは、森住建新築事業部の内藤です。
今回は、新築住宅の照明計画についてポイントをお話していきます。
部屋ごとの用途に合った照明計画
部屋ごとの用途に合わせて照明を選ぶことが重要です。
リビングやダイニングでは、落ち着いた雰囲気を作るために、間接照明や調光付きのダウンライトを利用して柔らかな光を表現する方法があります。
一方で、キッチンや書斎など作業スペースには、明るく集中できる光、主に、ダウンライトを集中させて計画すると良いです。
光の色合いで言えば、『電球色』は柔らかな光で落ち着いた雰囲気になります。
また、明るく文字などが見やすい『昼白色』は作業スペースにオススメです。
最近では、『温白色』という中間の色味もオススメです。
用途に合わせることで快適な空間を作り出せます。
照明のレイヤリング
照明のレイヤリングとは、異なる照明器具を組み合わせることで、空間に深みとバランスを持たせることができます。
ダウンライト、間接照明、ペンダントライト、スタンドライトなど部屋のテイストに合わせて、明るさや陰影を作り出します。
全体的な明るさや、局所的な明かりを組み合わせることで、昼夜問わずに快適な照明環境となります。
照明器具は省エネ性を重視
新築住宅では省エネ性を考慮した照明を選ぶことが大事です。
LEDライトは白熱灯や蛍光灯に比べて消費電力が少なく、長寿命であり、電気代を抑えることできます。
また、調光機能付きの照明を利用し、必要な明るさを確保できれば無駄なエネルギー消費を減らせます。
さらに、人感センサー付きの照明を取り入れると、人がいないときに自動で消灯するので、節電に繋がります。
特に、トイレの照明の消し忘れ対策にはおススメです。
自然光を取り入れた照明計画
照明計画は自然光を取り入れることが重要です。
日中、窓を通してどこからどこまで室内が明るく保つことができ、照明器具を使用しなくても過ごすことができれば、照明の使用量を抑えることができます。
特に、南向きの窓は自然光を多く取り入れることができます。
窓の種類によって縦型の窓は部屋の奥まで光が届き、横長の窓は部屋全体を明るくしやすいです。
弊社では、それらを全て年間を通してシミュレーションでき、建物の活用方法を含めて建築士がご提案しています。
照明デザインとインテリアの調和
照明のデザインは、インテリアとの調和を考慮することが大事です。
インテリアのスタイルによって、シンプルなライン照明のみで計画したり、お気に入りの照明をメインにインテイリアの内装を決めることもあります。
間取りだけでなく、照明にも拘り、より魅力的な住まいを目指していきましょう。
~森住建の家づくり~
→森住建の新築住宅について
→施工事例
→見学会・イベント情報
新築のご相談店舗
→岐阜市周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 岐阜本店】
→岐阜西濃地域周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 池田店】
→岐阜中濃地域周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 関店】
★森住建にお気軽にお問合せ下さい!