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新築の土台「地盤調査」
2024.10.03
こんにちは、森住建新築営業部の森田です。
今回は家づくりの一番最初の工程、地盤調査について少しお伝えしていきます。
つい先日私の担当させていただいているお客様の地盤調査がありました。
その様子がこちらです。
調査の方法としてはSWS試験(スウェーデン式サウンディング試験)という地盤の強さ(支持力度の強さ)を調べる方法で、荷重による貫入と回転による貫入を併用して土の静的貫入抵抗を測定します。
地盤の硬軟や締まり具合、地層構成を把握することを目的としています。
色々と難しい言葉が並んでいますが簡単言うと地盤にロッド(鉄の棒)を垂直に突き刺し、その沈み方や回転量を測定して地盤の強さを判定するものです。
1917年頃にスウェーデンの国有鉄道で路盤調査の方法として採用され、周辺国に普及したものですが、日本では1950年代前半に堤防の調査方法として採用され、1976年にJIS(日本産業規格)に制定されました。
2020年にJISの改正によって「スクリューウエイト試験貫入試験」に変更され現在の一般住宅の地盤調査の方法については一番多く採用されています。
そして地盤調査が終わると約2~3日で結果が出ます。
今回私の担当のお客様の現場は揖斐郡池田町だったのですが、非常に地盤は固く改良工事は必要なしという結果でした。
地盤改良工事が必要になると、支持層の深さや改良方法、また建築会社さんにもよりますが100万円を超える費用が必要になる場合もあります。
地域によっては地盤の弱い地域も多くありますので、家づくりを検討中の方は是非その辺りも確認されておく事をおすすめします!
代表的な地盤改良工事がこちら。
①表層改良
地盤の浅い部分(地上から2M程度)が軟弱な土地を強化するために、セメント系固化材を混ぜて地盤を固める工事
②柱状改良
安定した地盤までセメントミルクを噴射注入し、土の中にコラムと呼ばれる柱状体を造り、その上に住宅の基礎を作る工法
③鋼管杭工法
地中に鋼製の杭を垂直に打ち込むことで建物のを支える工法。土質が悪く支持層が深い場合に用いられる場合が多いです
④砕石杭工法
小さく砕いた天然石を地面に詰め込んで形成した石柱(パイル)を使い地盤を補強する工法。
固化材などを一切用いていないにもかかわらず、軟弱地盤にも適応可能で地盤の支持力を高められるのが大きなメリットです。地震などの揺れにも強く、水はけも良いため液状化を防ぐ効果も期待できます。
森住建では④の砕石杭工法(エコジオ工法)採用しています。
他の工法と比べ土地の資産価値を下げない、保証が35年など先ほどの説明以外にもメリットがたくさんあります。
家の耐震がしっかりしていても、肝心の地盤が弱くては意味がありません。
家と同じくらい大事な地盤。
気になった方は是非お問合せください。
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