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住宅ローンの金利は上がりますか?後編
2024.09.02
こんにちは、新築営業部の野島です。
前回に引き続き、住宅ローンの話です。
今回は、住宅ローンの「固定金利」を取り上げます。
固定金利とは、「ずっと金利が変わらない」「変動しない」住宅ローン金利商品です。
住宅ローンの返済開始月から返済期間が終わるまで、月々の返済金額が変わらない住宅ローンです。
変動金利は、経済状況の変化により金利が上昇し、返済金額が増加する可能性があります。
固定金利は、一旦返済が始まればその心配はありません。
固定金利型の住宅ローンの基準金利は、一般的に「長期プライムレート」に左右されます。
長期プライムレートとは、銀行が、信用力の高い企業に融資をする際に適用される金利(期間1年以上)を参照し、決定されるといわれています。
そして、長期プライムレートは、市場で売買される「10年物国債」の影響を大きく受けています。
住宅ローンについては、上昇局面の場合、先に長期の固定金利が上昇し、後から変動金利が追随すると言われています。
その通りに動くのかどうか、予測することはとても困難です。
現在、住宅ローンの固定金利は上昇傾向にあり、長期固定金利の代表的な「フラット35」は約6年ぶりの高水準にて推移しています。
一方、変動金利は相変わらず低金利です。
このまま金利差がひろがるのか、それとも教科書通りに推移するのか、注視する必要があります。
話は変わって、前出のフラット35についてです。
住宅ローンの固定金利と言えば、住宅金融支援機構のフラット35が一番知られているのではないでしょうか。
フラット35は、民間の金融機関が独立行政法人である住宅金融支援機構と提携して扱う「全期間固定金利型住宅ローン」のことをいいます。
フラット35は、ほとんどの民間金融機関が扱う住宅ローンのように、団体信用生命保険への加入が必須ではないなど、他の住宅ローン商品と異なる点が少なくありません。
特に、新築住宅では、省エネルギー基準への適合が必須となっている点には注意が必要です。
近年では、国の政策と連動し、様々な「金利引き下げ制度」が設けられました。
以前からある「フラット35S」に加え、「フラット35子育てプラス」「フラット35リノベ」「フラット35維持保全型」「フラット35地域連携・地方移住支援型」があります。
これらの基準に全て適合すると、最大で当初5年間金利マイナス1.00%、6~10年目は最大マイナス0.5%の下げ幅を享受できます。
2024年8月のフラット35最頻金利は、1.85%です。
これを例にすると、適用金利の推移は以下のようになります。
1年目~5年目は、0.85%
6年目~10年目は、1.35%
11年目以降は、1.85%
みなさんの参考になれば幸いです。
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