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『窓』選びのコツを伝授!種類とメリット・デメリット
2023.06.01
こんにちは、森住建設計部の服部です。
お家づくりをする際、ここに窓を設けたいけど
どの窓を採用したらいいのか分からない…。
そんな方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、代表的な窓の種類と各々のポイントを紹介します。
窓の種類
すべり出し窓
ハンドルを回したり、取っ手を外側に押し込んで開閉するタイプです。
手の届かない位置に設置する際は、チェーンや電動での開閉も可能です。
すべり出し窓には大きく2種類あり縦方向と横方向で開閉がそれぞれできる『縦すべり出し窓』と『横すべり出し窓』があります。
近年の住宅では主流の窓になり、多くの住宅で採用されています。
すべり出し窓のメリット
メリットとしては、大きく4点挙げます。
①効率の良い換気
窓が大きく開くことで風が窓ガラスに当たり、室内に多くの風を取り込むことができます。
また、取り入れた風の力を利用して効率よく外部に風を送り出すこともできます。
②狭いスペースで設置が可能
引違い窓の場合、2枚の窓ガラスを設置する必要があるため、横幅を広くする必要がありますが、すべり出し窓は1枚の窓ガラスのスペースで設置することができます。
③防犯性能がUP
開閉を調整することができるため、外部から人が侵入しにくくなっています。
④気密性が高い
従来の窓と比べて隙間が狭いため気密性に優れています。
また、引違い窓よりもより断熱性能が高いため、北面や日当たりのよくない部屋におススメです!!!
すべり出し窓のデメリット
また、デメリットとしては2点あります。
①大きな窓の設置ができない
すべり出し窓は縦もしくは、横に窓ガラスを支えるための軸が必要になります。
そのため大きな荷重を支えるのが困難になるため、大開口の窓を設けたい場合は、引違い窓を設けましょう。
②外部に注意
建物外周部が狭い場合、窓が外側に出るため通路が狭くなってしまいます。
取り付ける際は、外周部を確認する必要があります。
引違い窓
こちらは皆さんもなじみのある窓ではないでしょうか?
多くの住宅に採用がされています。
引き違い窓のメリット
メリットとしては、3点あります。
①開閉がしやすい
左右にスライドをさせるだけで簡単に開けることができます。
動作が単純なためお子様からお年寄りまでほぼどなたでも扱うことができます。
②外の出入りがしやすい
ウッドデッキを開口に接して設ける場合、簡単に出入りすることができます。
また、幅の広いものを設ければ車椅子の方でもスムーズに出入りすることができます。
③サイズの展開が豊富
従来から商品があるためサイズ展開が他の窓と比べて多いです。
そのため、イメージ通りの外観の窓を採用することができます。
引き違い窓のデメリット
また、デメリットとしては2点あります。
①防犯性能に欠ける
外部からの出入りがしやすいため、外からの侵入者を防ぎにくいことになります。
引違い窓を採用したいが防犯面が気になる方は、防犯ガラスを採用するなど防犯対策をすることが可能です。
②外部からの室内が見えやすい
外部から光を多く取り入れることができる反面、外から室内の様子が見えやすくなってしまいます。
対策としては、カーテンを設けたり外構に目隠しフェンスなどを設ければ、外の視線を遮ることができます。
今回は、窓の代表的な窓の種類と特徴について話させていただきました。
一種類の窓のみを使用して住宅を建てるのではなく、デザインや用途、性能に合わせてバランスよく選択することが重要になってきます。
お家づくりをする際にぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
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