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愛犬家住宅第1回~愛犬を家族にするためには…~
2011.04.12
こんにちはSpace up リフォーム事業部の小森です。
愛犬と楽しく暮らすために皆さんのお役に立てるよう、コラムを書きたいと思います。
第1回は、~愛犬を家族にするためには~です。
1) 人と犬の歴史
人と犬の関わりが始まったのは、約2万年前といわれています。犬の祖先である動物が、人の食べ残しを求めて住みつくようになり、警戒心の強い犬たちは他の肉食動物の接近を吠えて知らせたことから、人間と犬はお互いに共存関係を築くことで、パートナーとして暮らし始めるようになったと思われます。やがて、人間は犬の習性・特殊な能力に気付きこれらを人間の生活に利用すことを考え始めました。こうして狩猟の手伝いや、家畜を守らせたり、暮らしのパートナーとして犬は人間と共に生活をするようになったのです。
2) 変わりつつある人と犬の関係
21世紀を迎えた現在、犬は単なる仕事のパートナーから、新たに家族としての役割を持つようになり、私たちの暮らしに深く関わっています。私たちは犬と暮らすことによって、さまざまな恩恵を受けているのです。しかしなぜ犬はこれほどまでに私たち人間と家族として親密 に暮らすことが出来るのでしょうか?犬は、他の種族とも同じ群れを形成する事が出来るのです。例えば猫やハムスターとでも群れになることができ、人間とも心を一つにした、立派な群れとして暮らすことが可能なのです。
3)家族としてくらすために
人間社会の変化は、犬の生活にも影響を与えています。番犬として家の外で生活し、人間社会との接点は散歩の時だけという関係から、家族として家の中でほとんどの時間を過し、生活を共にする関係へと変化しています。そこでは他の家族が嫌がることをきちんと理解して判断・行動できる犬になる事が求められています。そのためには、家族と心を通わせられる犬に育てることが大切で、犬との関係づくりにおいても、命令・服従型のしつけから、家族を思いやり、人間社会を理解し、慣れ親しむ心を育てる、新たな視点による教育が必要とされているのです。