フェイスマガジン
FACE MAGAZINE
スキップフロアを使って無駄のないお家に!
2022.06.30
こんにちは、森住建 設計事業部の永田です。
最近は猛暑日が続いていますが、例年より早く夏が到来したのでしょうか。
寒さよりも暑さが嫌いな私はさっそく風鈴を買って涼しい気分にしたいなと考えています。
また今年の夏は近所の花火大会が開催されると聞いて今から楽しみにしています。
皆さんはどのような夏を過ごされますか?
ここからが本題ですが、今回のテーマは『スキップフロア』です。
スキップフロアとはどういうものかご存じでしょうか。
スキップフロアとは、建物の一つの階で床の高さを変える間取りのことです。
階段の途中に設ける中二階や、少し段差をつけた小上りの畳コーナーなどもスキップフロアになります。
それでは、スキップフロアのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット① 空間の有効活用
スキップフロアは平面的な横方向ではなく縦方向に空間を利用します。
一般的な1階2階という考え方ではなく縦に空間を広げるため、床や天井の高さを変えて3層や4層にすることも可能です。
床を高くすればその下のスペースを収納に使ったりと、天井高が低くても良い目的にデッドスペースを充てることが出来ます。
また、床の高低差によって空間の仕切りが出来るため、廊下を設ける必要がなくなり空間の有効利用に繋がります。
メリット② 秘密基地のような遊び心
個人的には、この遊び心が一番だと思っています。
スキップフロアの上の空間を書斎としてお父さんが使い、下の空間をお子さんのちょっとこもれる遊び場に、なんて使い方をすればリビングとも繋がっているけどそれぞれの秘密基地のような楽しい空間になります。
立体的で遊び心のあるお家は、お子さんも楽しんで好きになってくれること間違いなしですね。
メリット③ 広く開放的に感じる
壁や扉を設けなくても空間を仕切ることが出来るため、視線が抜けて開放的な空間にすることが出来ます。
特に、階段や吹抜けと組み合わせたスキップフロアはより開放的で、風や光が通る明るい空間にすることが出来ます。
建売住宅ではほとんど見かけない、小さなお家でも豊かに暮らす注文住宅ならではの工夫ですね。
デメリット① バリアフリーではない
階段や床の段差をよく使うスキップフロアはバリアフリーとは言えない住宅になるので、ご高齢の方と同居の場合などは段差を設ける場所を検討する必要があります。
また、高い場所が好きな猫にとっては心地良い空間でも、今流行りのお掃除ロボットとは相性が悪いため段差のある場所はご自身で掃除をすると決めて採用をしてください。
デメリット② 空調効率が悪くなる
壁や扉を設けずに縦に空間を繋げるため、吹抜けと同じように空調の効率が悪くなりやすいです。
そのため高気密・高断熱のお家で各部屋床暖房を設置したり、全館空調を採用することもオススメです。
森住建でも全館空調のZ空調を体感することが出来ますので参考にしてみて下さい。
https://www.mori-juken.jp/facemagazine/p11555/
デメリット③ 設計・構造上の難易度が高い
空間を有効活用するスキップフロアですが、合理的な間取りにすることが難しくなります。
そのため、強引に作って使いづらくなったりしないように設計の段階で注意が必要です!採用を考えられている場合は平面図だけではどのような空間になるのか分かりにくいため、実際に高さや使い勝手を想定して断面図やイメージ画像を使って打合せをしてみてくださいね。
また、床の高低差や吹抜け・階段回りの空間を利用するため構造的に弱くならないようにする必要があります。
森住建ではスキップフロアや吹抜け、大空間でも地震に強いSE構法を採用しています!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.mori-juken.jp/about/spec/
以上、空間を有効活用できるスキップフロアについて少しでも魅力が伝わりましたら幸いです。
細かいメリット・デメリットは他にもありますので、ぜひ興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
~森住建の家づくり~
→森住建の新築住宅について
→施工事例
→見学会・イベント情報
新築のご相談店舗
→岐阜市周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 岐阜本店】
→岐阜西濃地域周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 池田店】
→岐阜中濃地域周辺にお住まいの方
【森住建 おうちLABO 関店】
★森住建にお気軽にお問合せ下さい!